都会のタヌキに2世誕生 東京・北区 

 

東京都北区の渡辺梱包(こんぽう)流通センターの裏に住むタヌキに、子どもが生まれた。27日午前、同センターの社員がふと窓の外を見ると、子ダヌキ4匹がじゃれあっていたという。

 しばらくして、1匹がはぐれ、建物のすき間で身動きがとれなくなっていた。親ダヌキは心配して見ていたが、同センターの社員が捕まえて、とりあえず箱に入れた。子ダヌキは両手に乗るぐらいの大きさ。焦げ茶色で、ところどころ白っぽい毛が混じっている。

 同センターの社員は「親も心配しているだろうから、夕方には巣の近くに戻してあげたい。これから大きくなっていくのを見るのが楽しみです」と話していた。

(12:08)

 

朝日新聞5/28

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